この星を懸けたニートの戦い

Zbrushを使った3Dモデリングの作品や、日々の妄想を記事にしてます

決意表明

どうも、私です。

 

この記事を読む前に、少しだけ僕のことを話させてください。

僕のことを知っている人が果たして何人いるかわからないし、僕のことを知らないと、この記事の意味がわからないと思いますので。

 

自己紹介ページでも書きましたが、僕は2013年に大学を卒業し、そのまま某IT企業にSE(システムエンジニア)として入社しました。なぜSEなのかというと、理由は何もありません。中身空っぽ人間だったので「とりあえずIT企業で、とりあえずSEになっておけば間違いない」みたいな思考だったと思います。

しかし、入社して10か月くらいしてから考え方が変わりました。自分が本気で好きなことを、真剣に突き詰めたいと思うようになりました。そこらへんの思考の詳しい過程はここでは話しません。

 

そして、なんやかんやでフィギュアの原型師になりたいと思い、2014年の5月に会社を辞めて、ニートみたいな生活を送りながら毎日毎日作業に没頭しました。

こちらのページで2014年から作ってきたものを確認できます。

 

自己紹介は以上です。ここから本題です。

 

 

あれから3年たち、そろそろ原型師になれそうな手応えを感じています。

 

というのも、グッドスマイルカンパニーというフィギュアメーカーが主催の「スカルプターズトライアウト」という原型師の選考試験のようなものがあるのですが、それの1次選考に合格したんです。2次選考に合格すれば原型師としてグッドスマイルカンパニーで働くことができます。正社員になるか外注請負になるかわかりませんが、とにかく原型師としてデビューすることができます。

 

1次選考では、自分の好きなキャラクターを作ってその写真を提出します。基本的な造形力とキャラの特徴をつかめているかが選考の基準となります。

2次選考では、1次選考で提出した作品の修正指示をもらうので、その指示内容を忠実に再現できているかが問われます。

 

んで、3月中旬くらいに2次選考の作品を提出したんですが、未だに結果が来てません。

原型師になれたわけじゃないのですが、たくさんの応募があった中から一次選考を通過

できたので、ちょっとは手応えを感じています、という話です。

 

 

しかし、です。

 

 

最近、原型師として一生働くことに疑問を感じています。

好きなことを仕事にしたいと思って会社を辞め、3年間必死に努力して今まさに夢が実

現しそうなところまで来ているのに、あまり乗り気ではない自分がいます。

 

正直、合格でも不合格でもどっちでもいいや、という気持ちです。

 なんでこんな気持ちになってしまったのか。理由を自分なりに考えました。

 

・自分じゃなくてもできる

原型師っていう仕事は、既存のアニメ・漫画キャラクターを忠実に3次元として再現する仕事なんです。

とにかく原作のイメージを忠実に守らなくてはならない。

勝手にプロポーションを変えたり、原作にはない表情にしたり、原作にはないコスチュームにしたりなどの余計なアレンジをしてはならい。

フィギュアを買う人は、基本的にそんなものを求めていない。

彼らは、自分の好きなキャラクターが忠実に立体物として再現されたものが欲しいのだ。

 

そして、僕は最近こういうことに虚しさを感じるようになってしまった。

 

だってさ、忠実に再現するだけなら僕じゃなくてもできるじゃん。確かに造形力を身に着けるための努力は必要だし、そんなに簡単なことではない。

だけど、僕の代わりはいくらでもいるし、僕以外にもできる人は山ほどいる。

逆にある程度の造形力があれば誰でもできる仕事なんです。

彫刻家や造形化といった「アーティスト」ではなく、どちらかと言えば職人に近いです。

 

さらに、Zbrushという強力なモデリングソフトの登場で、より「代替可能」の傾向が強くなっている気がする。

僕の個人的な予想をすると、近い将来ロボットでもできるようになり、原型師という職業はなくなるとすら思っている。

 

だって、2次元のキャラクターを、そのまま忠実に3次元にするだけなんだから、そんなに難しいことではないと思うんだよな。

目覚ましい速度で技術が進歩しているんだし、そんなに遠い未来の話ではないでしょう。

2Dの設計図をモデリングソフトに読み込んで、そのまま3Dプリンターにデータを転送して、出力完了・・・みたいな簡単な手順になるんじゃないかなぁ。

 

とにかく他のだれかに、あるいはロボットに代替可能であることに虚しさを感じるよう

になってしまったんです。

原型師を目指した当初は、こういうことに気づきつつもあまり気にならなかったんだけ

ど、この3年間で考え方が変わってしまったようです。

 

他の誰かにはできない、自分にしかできないことをしたい。

でもそんな仕事はかなり限られてくる。世の中の大半の仕事は自分以外に代替できる。

 

ちなみに、たまに「おれがいなくなったら会社(店)が回らなくなる。おれがこの組織

を支えているんだ」って思ってる人がいるけど、これは自惚れから生じる勘違いです。

 

店長だろうが部長だろうが管理職だろうが、あなたがいなくても会社は潰れたりしませ

ん。あなたがいなくなれば、会社はあなたの代わりをすぐに見つけて補充します。

 

あなたが重要なポジションだった場合は多少困るでしょうが、すぐに穴を埋めることが

できます。それが組織というものです。

 

まあこんな話はどうでもいいとして、とにかく簡単に他の誰かに代わる仕事はやる気が

起きんのですよ。この数年でそういう考え方になってしまいました。

生意気かもしれませんが、テクノロジー失業という怖い話もあるから、あんまり的外れ

な考え方ではないと思うんですよね。

 

 

問題は、じゃあどうするかっていう話です。

今から芸術家とか起業家を目指すのもどうなんだという気持ちもある。夢に破れて中途

半端なスキルだけが残り、それを動画で披露する売れないYouTuberとかになりそう。

 

でも、僕は自分が心から納得した上で決めたことは、人一倍真剣に取り組むことができるという特徴があります。(興味が失せると一切やらなくなりますが。極端ですね。)

 

なにか一芸を極めて、自分が生み出した作品を通して多くの人に喜びとか感動を与える仕事をしたいと思ってます。

その一芸とは何か決まってないし、方法もわからない。できるかどうかもわからない。

 

わからないことだらけでお先真っ暗ですが、僕はこの道に進むと思います。

というか、実はもう既に進み始めてます。

ぼんやりとですが、アーティスト系を考えてます。相変わらず痛々しいほどの身の程知

らずですが、やると決めたのでやります。

 

なんだか少し前に話題(?)になった石田君やら岩田君の話みたいになってしまった。

まあ思考回路は彼らと似たようなところがあると思います。彼らからしたら、一緒にさ

れてくないでしょうが・・・。

あ、彼らのことを知らないなら、知らないままで大丈夫です。

 

 

詳しいことや、進捗状況はちょくちょくブログで公開していきます。

とりあえず、決意表明でした。