【PS4おすすめソフト】ニーアオートマタが神ゲー過ぎる
移転しました。
ここ数日ブログの更新がなかったのは、今回紹介するニーアオートマタというゲームにどっぷり浸っていたためです。
売り上げランキング: 238
それはもう狂ったようにやってましたよ。
ほとんど飲まず食わずで20時間以上ぶっ通しでした。
こんなに何かに集中したのは本当に久しぶり。
いや、中毒と言った方が正しいかな?
まだ武器集めとかトロコンとかやりたいことがはたくさん残っているけど、
一応、区切りのいいところまでクリアできたので、現実世界に戻ってきました。
ただいま。
あのままニーアオートマタの世界と同化する一歩手前まで行ってたけど、戻ってこれてよかったよ。
ニーアオートマタは2017年2月に発売され、世界で200万本の出荷台数という大ヒットを記録しました。
今でも根強い人気があり、中古でも全然値下がりしていません。
僕は普段あまりゲームをやらないが、そんな僕をここまで虜にしたニーアオートマタというゲームは一体なんなのか?
その魅力を一つ一つ紹介していくぜ!
魅力その① 2B可愛すぎ
主人公である「2B」が、ニーアオートマタの最大の魅力といってもいい。というか、
200万本も売れたのは、この2Bのキャラクターデザインといっても過言ではない。
全世界の紳士諸君、
こんな可愛い子を操作できるんですよ!
銀髪、眼帯、黒を基調とした衣装、主張しすぎないが確かな大きさを感じさせるバスト、美しすぎるお尻、ムチムチの太もも・・・。
男の夢をすべて詰め込み、それらを調和を損なわないようにブレンドさせたようなデザインだと思う。男性だけでなく女性をも虜にし、ニーアが発売されてから世界中で2Bのコスプレをする女性が急増した。もはや社会現象。
特にお尻の造形が素晴らしく、瞬く間に殿方達を発情させた。
「2B 尻」とかで検索すると、以下のようにカオスなことが起こる。
このように、2Bの豊満な下半身に魅せられ、なんとか間近で見ようと必死にカメラ操作をしている紳士たちの姿を想像すると滑稽で仕方ない。
どんだけお尻すきなんだよ。まあ僕もやったけど。
あれほど美しい下半身をチラつかせられたら、覗く以外に選択肢はない。男というのはそういう生き物だ。2Bのキャラクターデザインを見て、購入を決意した人はたくさんいるだろうし、僕もその一人だ。
このニーアオートマタというゲームで、改めてデザインの重要性がわかる。
もし主人公がありきたりな勇者タイプの正統派イケメンや、渋いおっさんだったら絶対ここまで売れなっただろう。
というのも、このゲームはキャラデザ以外では特に目新しいことや革新的な要素はないし、「マリオ」や「ドラクエ」のようなブランド力もない。そんなゲームがここまで大ヒットしたのは、デザインと全体的な完成度の高さが要因だろう。
デザイン以外では、詳しくは後述するがストーリーの構成は素晴らしい。続きが気になって止め時が分からないほどだし、涙を誘う感動的なシーンが多い。6月には、キャラクターの声優を招いてニーアの朗読劇が催されたが、こちらも好評だったらしい。
音楽も素晴らしい(この記事はニーアのBGMを聴きながら書いている。それほど気に入ってしまった)。
バトルモーションもかなり細部までこだわっており、一つ一つの動きがいちいちかっこいいし、何度も操作したくなるほど完成度が高い。
以下の動画で全モーションを紹介してある。
キャラクターデザインやモーションを担当したのはスクエニではなく、プラチナゲームズという会社だ。
アクションゲームが得意らしく、他にも「ベヨネッタ」や「メタルギアライジングリベンジェンス」などの開発を手掛けた。
ニーアの成功はプラチナゲームズの功績によるものが大きい。
だいたい、スクエニとプラチナゲームズは走り方ひとつとっても大きな差が出ている。
ノクトのあの間抜けなクソダサイ走り方はなによ?動かす気にならんわ。
対して、ニーアはただマップを全力疾走しているだけでも面白い。
スクエニはプラチナゲームズに感謝するだけでなくツメの垢煎じて飲めや。
しかしこういった要素は、実際にゲームをプレイしてからわかる(体感できる)ことで、いくら口コミで良い噂を聞いても買うかどうかは別の話だ。人の心を真っ先に掴むのがデザインであって、ストーリーやシステムといった中身はその次に意識する。
ドラクエがまさにこの典型で、鳥山明がキャラクターデザインを担当しなければ国民的RPGにはならなかっただろうし。なにもこれはゲームに限った話ではないが。
魅力その② 作りこまれた世界観、練られたストーリー
物語の舞台は荒廃した地球。ある日突然地球に襲来したエイリアンと、そのエイリアンが生み出す機械生命体による侵攻を受け、人類は地上を追われて月に逃げます。
地球を奪還するために、人類はアンドロイドをによる軍隊を編成し、そのエリート戦闘用歩兵を「ヨルハ」部隊といいます。
さっき紹介した2Bもヨルハ部隊の一員。要するに、人類が生み出したアンドロイドとエイリアンが生み出した機械生命体の戦いのお話です。
戦闘用アンドロイドなのに、なんでスカート履いてんの?
ハイヒール移動しにくくて仕方なくない?
無駄にでかいおっぱいとかお尻とか絶対いらないじゃん。戦うのに邪魔でしょ。
というかメイド服だよね、それ。
戦争ナメてんの?
などという野暮な突っ込みをしてはいけません。
きっと、アンドロイドを作ったお方がとてもいい趣味をお持ちだったんでしょう。
ちなみに目隠しは、目を守るためのゴーグル的な意味合いと、
「アンドロイドたちは世界の真実を見ようとしない。見せていけない」
という暗喩があるらしいです。
その「真実」とやらは中々衝撃的でして、ここで言っちゃうと重大なネタバレになるから、気になる人は買ってプレイしてみてね(露骨な宣伝)!
最初プレイしているときは、ひねくれ者の僕のことですから、
「どうせこの先こうなるんだろ!へっ!安易でわかりやすいストーリーだぜ!」
と思うことがあり、実際に予想通りな展開もあった
しかし、外れたり予想の斜め上を行くことも多々あっていい意味で期待を裏切られることもあった。
だから、「あれ?どうなるんだろう?」と思ってグイグイ物語に引き込まれ、止め時を失う。おかげで20時間以上ぶっ通しでやってしまい、とんでもない睡眠不足ですわ。
また、ゲームを一通りクリアしてもまだ明らかにされていない謎を残しており、設定の考察や「こうだったらいいのになー」という妄想の楽しみがある。
本作のプロデューサーは、「ドラッグオンドラグーン」や前作の「ニーアレプリカント/ゲシュタルト」というゲームを手掛けた横尾太郎氏だ。
彼の作品の特徴は、とにかく憂鬱で救いのないシナリオとマルチエンディングを採用していること。「ドラッグオンドラグーン」はその典型で、合計5つのエンディングあるがどれも救いがない。
特に最後の「新宿エンド」と呼ばれるエンディングは救いがないばかりか胸糞悪くなることで、大きな話題を呼んだ。ある種の「怖いもの見たさ」で本作をプレイするユーザーも多く、そして強く後悔した。
本作、「ニーアオートマタ」も横尾太郎ワールドが全開で、陰鬱な展開が多い。
わざわざ皮肉を込めて言えば、少々悲劇の押し売りが過ぎる気もする。漫画でいえば「ミスミソウ」のような、胸糞系が好きな人にはけっこうウケる思う。
ただ、本作には26種類のエンディングがあり(随分多い)、その中の通称「真エンド」と呼ばれるエンディングがあるのだが、これは横尾氏らしからぬ感動的な結末で、未来への希望が持てるようになっている。
どうした横尾氏。流石に丸くなったか。
ただ、僕はけっこうズレているところがあって、個人的にはこういった要素よりも随所にあった熱い展開が好きだったりする。
キャラクター同士の迫真の掛け合いにめっちゃ感情移入して、
「よっしゃあああ!!おっさんも一緒に地球を守ったるよ!」
と、6畳一間の狭いアパートで一人で叫んだりしていた。
けっこう単純なだけかもしれない。
魅力その③ BGMが素晴らしい
個人的に、BGMは演出において最も重要な要素だと思っている。
ゲームをプレイ中、何度もキャラクターに感情移入したり泣きそうになったりするシーンは数多くあったが、それは音楽の影響によるものが大きい。
特に「顕現シタ異物」という曲がやたら気に入ってしまい、ずっとループ再生して聞いていられる。
この曲が流れるイベントがやたら好きで、BGMを終わらせたくないからずっと同じ場所でウロウロしていたこともある。
徐々に盛り上がってくるところがツボ。
もし僕がYouTuberでこのゲームを実況プレイしていたら、たぶん何度も
「あ、このBGMめっちゃいい!ねえ、みんな(視聴者のこと)、良くない!?」
(視聴者数:12名 底辺YouTuber)
と、拙い突っ込みで間を埋めていたと思う。
BGMにいちいち反応するなんて、女性ファンを妊娠⇒堕胎させて引退した某有名実況者みたいだけど。つわはす帰ってこい
・・・・。
以上の3つがこのゲームの主な魅力だ。
先にも述べたが、この作品は革新的なことはしていない。
デザインやシナリオ、BGMは非常に優れていて全体的な完成度が高いが、ゲーム業界に強い影響を与えるような新しい試みはなかった。
例えば、キャラ育成は自由度がなく基本的にレベルを上げるしかやることがない。
スキルやアビリティを取得したり、それに伴って新しくアクションが増えることもないため(強化はされるが)、連打ゲーになりやすい。
マップも割と単調で、面白い謎解きや仕掛けがあるわけもない。
だから、これまでとは一味違った面白さを求めている人にはあまりおすすめできないかもしれない。
しかし当然、作品の魅力は「目新しさ」だけではない。
王道であろうと過去の作品を踏襲したものであろうと、しっかり作り込めば面白いものは面白い。
同じくPS4のソフトで2016年9月に発売された「ペルソナ5」も、無理に新しいことしようとせずに過去作のシステムをしっかり引き継いだ上で、全体的な完成度の底上げをして大成功したゲームだ。
こちらの作品もニーア同様、今でも根強い人気があって全く値下がりしていない。
発売から一年以上経っているのに・・・恐ろしい。
2Bのデザインで多くのユーザーを取り込み、高い完成度でファン化させることに成功したゲームといえると思う。
ちゃんと作り込むべきところを丁寧に作り込めば、ユーザーは付いてくる。
欠点と言えば、物語後半で通常のバトルに追加された安っぽいシューティング要素くらいだろうか。本作では最初に「2B」を操作して1週目をクリアしたら、続いて「9S」というキャラを操作することになる。
この9S独自のアクションが「ハッキング」で、敵にハッキング攻撃を仕掛けるとこのような画面に切り替わってシューティングゲームが始まる。
これが少しダルくて、バトルのテンポが悪くなってしまったのが残念。ずっと2Bちゃんを操作していたかったナリ。
まあでもこういった欠点を十分に補えるほど、全体的に完成度が高い。
僕の場合は、一度プレイしてすっかり虜になってしまったので多少の欠点くらいなら気にならなくなってしまったが。
難易度設定もできるし、万人におすすめできるゲームですぞ!
売り上げランキング: 246