何でもいいから爪痕を残したい

主に本や漫画のレビュー、あとは雑記です

西野亮廣さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読んだ感想

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

こんにちは。
いぬがみです。僕もこんなイケメンだったらいいんですけどね。

 

これまで僕は「ビジネス書」に対して良いイメージを持っていませんでした。
ビジネス書と言えば、難解で取っ付きにくいものであったり、逆に取っ付きやすいものは当たり前のことしか書かれていない内容の薄いものであったり。。。

 

しかし、この「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」は違いました。

 

小難しいビジネス用語や専門用語を省くことで読みやすさにこだわっており、それでいてページをめくるたびに新しい発見や刺激があった。

 

単にこれまで良書に出会う機会がなかっただけかもしれないし、クラウドファンディングで1億円」とか、「絵本で34万部の売り上げ」というものすごい実績があるから、僕の中で彼を勝手に過大評価しているところもあるかもしれない。
でも、これらを差し引いても素晴らしいビジネス書だと思う。

 

以下、「西野さんの魅力」という形で、本書から学べることを紹介していきます。

 

西野さんの魅力① 柔軟過ぎる思考法

これは西野さんだけでなく、ビジネスで成功している人の共通点なのだが、彼らはとにかく頭が柔らかい。「継続は力なり」という言葉があるけど、成功のためには継続することは当たり前のことで、その上でさらに「柔軟性」が求められる。

 

本書を読む前までは西野さんの人柄についてはあまり知らなかったのだが、ここまで柔軟に考え方を変え続けられるものなかと驚いた。

 

よく言われていることだけど、IT技術の急速な進歩でこれまで常識が覆された。
だから、今の時代を生きる若者たちは、常に世の中の変化に合わせて自分の常識や価値観をアップデートし続けなければならない。現代で生き残るための必須条件だ。
そして、自分がどう生きるか、何をすべきかを考えて行動に移す必要がある。

 

例えば、西野さんは絵本の作り方を疑うことから始まったことだ。
彼は最初、「えんとつ町のプペル」を一人でボールペンを握って黙々と絵を描いていたらしいが、ふと、「なぜ絵本は一人で作るのだろう?」と疑問に思ったらしい。
その理由は単純で、絵本業界の市場規模は小さく、大きな売り上げを見込めないからだ。よって、スタッフを雇うことができずに一人で制作するしかない。

 

しかし、お金さえ集めてしまえば分業制も成り立つ。
そこで西野さんは、本当に心に作品を一人でも多くの人に届けるために、絵本制作に取り掛かる前に資金調達をすることになった。
結果、1億円集めることに成功し、約30名のスタッフを雇って「えんとつ町のプペル」という大作が完成した。
一昔前まではとても絵本の制作に1億円なんて考えられないが、ネットが普及した現代なら可能となっている。

 

本書では西野さんのこういった柔軟な発想術がバシバシ出てくる。

 

西野さんの魅力② タレント時代に既に「信用」を稼ぐことを実践

「お金は信用を数値化したもの」である。

 

この言葉は、確かホリエモンのラジオか何かで初めて聞いたのだが、西野さんも本書の至るところで使っていた。
僕もブログやネットビジネスを始め、最近になってようやく信用がお金に変わることを実感し始めたのだが、西野さんはタレント時代に既にこの事実に気付いていた。
彼はタレントとして信用を稼ぐために、まずは「嘘をつかない」こと徹底したらしい。

 

例えばグルメ番組に出演したら、マズい飯でも「美味い」と言って食べなければならない。しかし、ネットが普及した現代では誰もがコメンテーターになり得る。
芸人が「美味い」と言った店は本当に「美味い」かどうかは、スマホで口コミを検索すればすぐにわかる。
視聴者は、テレビを見ながら芸人が嘘を見破ることができるようになった。
それでも嘘を付き続けることで得られるものは「認知度」であり、「人気」ではない。
つまり、信用を稼ぐことができない。だから西野さんはグルメ番組のオファーは断っていたらしい。このことから、目先の利益や誘惑に流されることなく、先回りした思考ができることがわかる。

 

西野さんの魅力③ アンチすらも手懐ける

いつの時代も革新的な考え方ができる人は、常に世の中の批判を真っ向から受ける。
西野さんも例外ではなく、たくさんのアンチが湧いたらしい。
しかし、彼はアンチ達のコメントに感情的な反論は加えずに、積極的にシェアしたり徒党を組ませたりして炎上をさらに大きくして広告に利用した。

 

もちろん、こういったことができるのは、西野さんの言葉を借りれば「オセロの角を取っている状態」だからだ(この言い回しは個人的にすごく気に入った)。

 

彼は絵本制作の過程で何もやましいことも後ろめたいことはしていない。
どんなに叩かれても責められても「アラ」は出てくることはないため、うろたえることなく冷静に広告に利用している。どんなに真ん中を取られても、角はとっているから最後にはすべてひっくり返すことができる。

 

また、彼は出来上がった絵本をネットで無料公開したのだが、この行動についても批判を受けたらしい。「業界が疲弊する」「作品を無料で公開するとクリエイターにお金が入らなくなる」などなど。

この批判に対して西野さんは至極真っ当な反論をしているが、アンチの方々はおそらく納得していないかもしれない。
ただ、それは彼自身もわかっていることだし、それでいいと思っているだろう。前述の通り、アンチは大きな広告効果をもたらすのだから。

 

少し話は逸れるが、
2ちゃんねるの創設者であるひろゆきさんも「盛り上がるのは簡単には答えのない議論だ」と言っていた。
芸能人が麻薬に手を出しても、話題にはなるが大して盛り上がらない。明らかに「犯罪である」という答えが出ているからだ。

 

しかし、これが「不倫」というグレーゾーンの場合だと、ご存じの通り大盛り上がりで寿命も長い。
最近だと、「差別」というデリケートな問題に触れてしまった、「笑ってはいけない」の浜ちゃんの黒人メイクが盛り上がった。

 

やましいこと(不倫など)が発覚した場合は、だらだら罪滅ぼしをせず即座に謝罪のが最も良い。しかし「オセロの角を取っている状態」ならば堂々としてればいいし、むしろ宣伝に利用するくらいのあざとさがあってもいい。
それくらいのことをしないと、情報が溢れた現代において作品は簡単に売れない。

 

「良い作品を作れば勝手に売れる」という幻想は今すぐ捨てた方がいい。


この言葉は個人的にグサッときた。
恥ずかしながら、つい最近まで僕は「クリエイターは優れた作品を生み出すことにだけ全力を尽くしさえていればいい」という古い考えを持っていました。
業種や職種によって多少違うかもしれないが、少なくとも「個」で戦っていく場合、
「売り方をデザインする」という考え方は、今後非常に重要になっていく。

 

西野さんの魅力④ 努力の「量」と「質」、共に圧倒的

成功するためには闇雲に努力すればいいというわけではなく、自分が置かれている状況と時代の流れを正確に捉え、常に問題を洗い出し、改善策を考えては検証しながら、徐々に理想に近づけていく必要がある。

 

西野さんは資金調達や作品の広告の際、圧倒的な努力はもちろんのこと、常にこういったことを意識して下準備とリサーチを徹底し、カードの切り方を慎重に考えながら、適切な時期で手札を切っていった。
彼の広告戦略はあらゆるビジネスに応用できるので、気になる方はぜひ手に取って読んでいただきたい。

 

西野さんの魅力⑤ 良い意味でこだわりがない

西野さんは、「えんとつ町のプペル」という作品の著作権をあえてナアナアにしているという。どこぞの劇団がこの作品を勝手に上演しようと、クリアファイル化して売ろうとも、すべて黙認することにしているらしい。
AV業界では現在、「えんとつ町のプペル」をモジった「チン凸町のアナル」という企画が進んでいるらしいが、この話も歓迎している。(この一節を始めて読んだとき、一人で3分ほど腹を抱えて笑った。電車の中で読まなくて本当によかった)

 

著作権をナアナアにするのはもちろん理由があり、それは大きな宣伝効果があるからだ。絵本を書くことでお金持ちになることではなく、あくまで一人でも多くの人に知ってもらうことが目的だと西野さんは語る。

 

また、彼の夢は「ディズニーを倒すこと」らしい。
相手はあまりに強大で、一日24時間の労働時間ではとても太刀打ちできない。
だから、他人の時間も使う。著作権を放棄することで自分の知らないところで勝手に作品が宣伝され、自分が働いていなくてもどんどん影響力を広めることが出来る。

これは誰にでも出来そうでいて、実はなかなか難しいことだと思う。
クリエイターの多くは、自分が生み出した作品を自分の子供のように愛する人が多い。
その作品が間違った伝わり方をしてしまったり、バカにしているのか真剣なのかよくわからないAV作品に使用されて喜ぶ人はそう多くない。

 

柔軟というより、いい意味でこだわりや執着がない西野さんだからこそできることかもしれない。

 

西野さんの魅力⑥ 優れたアイディアが湯水の如く湧き出る

本書を読んでいてとにかく驚いたのが、西野さんがあきれるくらい次から次へと素晴らしいアイディアを考え付き、すぐに実行に移していることだ。
彼を「天才」という一言で片づけることもできるかもしれないが、やはりさっきから述べているように彼自身の「適応力」の賜だろう。

 

新しい技術、情報、知識を積極的に受け入れているからこそ、いつでも新鮮で時に斬新な発想ができる。本書を読むと、自分も臆することなく積極的に未知のものに触れたり、世界に打って出ようという勇気がもらえる。

 

最後に

全体を通して西野さんをベタ褒めしているだけのようになってしまったが、それほど素晴らしい本だと思っている。ビジネス書としてはもちろんのこと、自己啓発書としても読むことが出来る。
ビジネスヒントだけでなく、本書から得られ物は大きい。
やりたいことが見つからない、見つかっているけど一歩が踏み出せない人はぜひ読んでみてほしい。

 

きっと勇気がもらえるから

革命のファンファーレ 現代のお金と広告
西野 亮廣
幻冬舎 (2017-10-04)
売り上げランキング: 135

 

 

P.S

こうして僕は西野さんの著作「革命のファンファーレ」と、彼の絵本作品である「えんとつ町のプペル」の広告にほんのわずかであるが貢献した。
西野さん、あなたがこの記事を奇跡的に発見することができたら、あの、お礼と言っては大変おこがましいですが、この記事をシェアしていただけるとものすごーーーーくうれしいです(揉み手)

ブログ本格始動から2ヶ月、これまでにスベッた記事を振り返る

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こんにちは。いぬがみです。

 

ブログを本格的に始めてから2ヶ月が経ちました。
当ブログを開設したのは2016年の8月ですが、ちゃんと更新するようになったのはここ2ヶ月のことです。
相変わらずアクセスは伸び悩んでおり、アイドル系ブロガーになるという夢が露と消えそうです。

ちょっとここらへんで、真剣に原因と対策を考えなければならんと思い立ち、このような場を設けさせていただきました。

 

わかりやすく迷走した

この2か月間を振り返ると、いくらなんでもごちゃ混ぜにし過ぎたなぁという感じです。もちろん、雑記でも結果を出している人はいくらでもいますが。

 

このブログの問題点を挙げていけばキリがないんでしょうけど、読者からしてみると「お前は一体何をしたいんだ」という印象を与えてしまっている気がする。

 

例えばめちゃくちゃ面白い文章を書ける人なら、主旨がはっきりしなくてもそれなりに人気が出てくるものだけど、僕はこの2か月間スベりっぱなしでしたね。
雑記ブログで成功している人は結局、文章が面白い。
もっと言えば、その人自身の生き方が面白い。

 

僕もそれなりに面白いことが書ける部類に入っていると思っていましたが、どうやら盛大な勘違いだったようです。
お恥ずかしい。

 

ちょっとこれまでにスベッた記事を振り返ってみましょうか。

 

スベッた記事一覧

inugami09.hatenablog.com

アクセスに伸び悩んでいるという悩みを正直に打ち明けた記事。
こういう記事を書くと読者から同情してもらえるんじゃないかなーと思ったんですが、
あまり反応はありませんでした。考えがあまーい。

 

 

inugami09.hatenablog.com

 一時期、浜ちゃんの黒人メイクが物議を醸したことがありましたよね。
それについて書いた記事です。
トレンドネタを取り入れたにもかかわらず、大した反応は見られず。差別問題に対してもっと踏み込んだ意見を書けることができていれば、もうちょっとアクセスがあったかもしれない。

 

inugami09.hatenablog.com

この記事はけっこう自信あったんですけどねー。
タイトルにもちょっと毒を入れたし、内容もそれなりのことを書いていると自分では思っています。
ただ、自分ではどんなにいいと思っていても、価値を判断するのは読者。
厳しい現実ぜよ。

 

 

inugami09.hatenablog.com

盛大にスベッた記事。
こういうくだらないことばっかり書いているから、アクセスが集まらんのだよ!


よくブログのアクセスアップのポイントとかをググると、
「読者の悩みを解決してあげなさい」というアドバイスをよく見かけます。

 

そこで僕は、
「そうか!じゃあ人生相談コーナーを開こう!」と思い、
「どうせなら漫画キャラを相談役にしたらちょっと面白いんじゃないか?」と勘違いして、このような記事が生まれました。

 

結果、ほとんどアクセスはなく、ご覧の通り全くシェアされていません。正直、自分ではかなり面白い企画だと自惚れていただけに、ショックでかいです。
夜中にこの企画を思いついて、「これなら人気爆発間違いなし!」と思い込んでいた過去の自分を殴りたい。


しかし、この失敗から目を背けずしっかり受け止めて、二度と同じ過ちを繰り返さないように精進するのじゃ・・・!!

 

自己満足的な記事があまりに多すぎた。

これまで紹介した記事に限らず、僕の記事は全体的にスベっていますね。
自分本位で自己満足的な記事があまりに多い。

 

別に自己満足自体は悪くないと思いますが、当然、それだけだとアクセスは来ませんよね。雑記系でも日記でも、結果を出している人ってなんだかんだ読者にとって有益な情報を提供しているような気がする。
ただ自分が書きたいように書き殴っているだけのように見えて、実はそれが役に立つ情報だったり、単純に読んでいて面白い文章だったり。

 

書いた本人は狙ってやっているのか無意識でやっているのかわからないけど、とにかく何らかの形で読者が満足をさせている。

 

極端な話、自分が書きたいように自己満足的な記事を書いても読者が「面白い」と感じれば、それが正解なんですよね。
こういうことが出来る人を、安易な表現かもしれないけど「天才」と呼ぶのかもしれない。そして、どうやら僕にはこの種の才能がない可能性が高い。

 

だとしたら、とるべき選択肢は一つ。

 

一生懸命勉強して、読者にとって「役に立つ情報」を届ける。
これしかない。


これならキャラが立っていなくても才能がなくても面白い文章が書けなくても、努力でどうにでもなる。
なので、今後はこういう方針をとっていこうかと思っています。雑記系のブログから、特化型のブログよりにしていくイメージです。

 

キャラを立てることをきれいさっぱりあきらめたわけではなく、しばらくはお役立ち情報の提供に重点を置くという意味です。


まだまだヘコたれへんで~。

【逃げ恥】全巻読んだ感想とかレビュー※若干のネタバレあり

こんにちは。
誰も望んでいないのに独身を貫く男、いぬがみです。

 
今更ですが、少し前にブームになった「逃げるは恥だが役に立つ」(通称:逃げ恥)を
全巻読んだので、感想を書きます。

 

ドラマ版じゃなくて、原作である「漫画」の感想です。
重大なネタバレはないので、ご安心ください。

 

実際に原作を読む前の「逃げ恥」の印象

僕はこの「逃げ恥」という作品の存在をドラマから知りました。
きっと僕みたいな人は多いと思います。

 

ドラマがあまりに話題になっていたから、「単にガッキーがかわいいだけじゃねえの?」とか、「奇をてらった恋愛モノ」、「星野源のカリスマ性」、「例のダンスがウケただけ」くらいにしか思っておらず、話の内容そのものにはあまり興味がありませんでした。

僕はヒネクレ者なので、「どうせ流行が流行を呼んでるだけだろ」と冷めた印象を持っておらず、あえてドラマは見ていませんでした(こういう奴って、嫌われるよね)。

 

漫画版「逃げ恥」を読んだ感想

こんな感じでずっと「逃げ恥」はスルーしていましたが、ふとしたきっかけで原作を読んでみました。

 

率直に言うと、クッソ面白かった。


そりゃ人気も出るわ。
ちょっとドラマも見たくなってしまった(華麗な手のひら返し)。
食わず嫌いってホントよくないですね。反省。

 

「逃げ恥」ってどんな話?

逃げ恥は、大学院を卒業して派遣社員になった森山みくりという女性が主人公。
妄想癖があり、自分の都合のいいように物事を解釈しがちだが、仕事を効率よく進めたり、工夫することが得意で、人がすぐには思いつかない発想やアイディアを生み出すことできる女性です。


物語は彼女が派遣切りに遭ったところから始まります。
就職先を探していた彼女は、父の紹介で家事代行サービスの仕事をすることになる。
仕事先は、父の元部下である津崎平匡(ひらまさ)という男性で、システムエンジニアとして働いている。

 

彼は最近日本で急増した、いわゆる典型的な「草食系男子」。
年齢=童貞で、他人との間に心の壁を作りがちの気難しい理系男子です。
しかし、みくりとは適度な距離感を保ちながら良好な関係を築くことができた。

 

家事代行サービスの仕事は順調に続けていたが、父からから定年を機に田舎へ引っ越したいという話をもちかけられる。

 

現状を維持したいみくりは、津崎に「就職としての結婚」を提案し、その提案にメリットを感じた津崎は了承することになり、
2人は「雇用主と従業員」という関係の契約結婚をする。

 

いわゆる「仮面夫婦」であり、最初はお互いよそよそしかったが、徐々に2人の間に本物の恋愛感情が芽生えていくというお話。

 

やたらリアルで、色々と考えさせられる。

あらすじだけ読むと「一風変わった恋愛漫画」くらいにしか思えないかもしれませんが、ただの恋愛漫画じゃありませんよ、これ。

 

もちろん恋愛がメインですが、働き方、ジャンダー、夫婦のなど、あらゆるテーマがギュッと詰まっています。あと、ギャグも個人的に結構好きです。
かなり濃厚なテーマがギュッと詰まっており、読みごたえがあります。


また、登場人物の性格やキャラ同士の会話がやたらリアルで、色々と考えさせられます。自分の考え方に近いという意味で、印象的に残っているのは風見さんですね。

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最近、こういう人多くないですか?笑


僕はあまり結婚をメリット・デメリットで考えたことはありませんが、彼のようにあまり結婚に必要を感じないタイプです。
ただ、そんな僕でもこの漫画を読んだ後、めっちゃ結婚について真剣に考えるようになりました。
逃げ恥の影響力、恐るべし(もしかしたら僕が単純なだけかもしれないけど)。

 

「夫婦は共同最高経営責任者である」という考え方が素敵

たとえ最高のパートナーに出会うことができ、夫婦がお互いにやりがいのある仕事に就けたとしても、はい、それでゴールというわけじゃありませんよね。

 

良好な関係を維持し、幸せな家庭を築いていくためには家族を「経営」していかなくてならない、という津崎さんの考え方は素敵です。

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収入は夫に依存し、家事は妻に任せっきりという関係ではなく、自立した大人同士が共に歩み寄り、お互いを尊重しながらお互いの幸せを考える。

 

もちろんそれは容易なことではないけど、これからの時代はこういった夫婦関係が理想像になっていく気がします。

 

僕の父なんてひどいですから。
典型的な昭和脳で、自分は仕事さえしていればいいと信じています。家事は母に任せっきりで、母がいないと一人ではなにもできません。

こういう関係ってすごい危険だと思いませんか?もしどちらかが先にいなくなったらどうするんだろう。

まあ父の方は生命保険に入ってるけど。
でも高い保険料払うよりは、お互いに収入があって家事をできるようにしておくことでリスクを分散させた方がお得じゃね?と思います。

 

「結婚」=「幸せ」?

結婚が直接「幸せ」に結びつくことはなく、どちらかといえば煩わしいことのほうが多いかもしなれない。結婚したことないからわからんけど。

 

でも、津崎さんとみくりさんのやり取りを見ていると、ちょっと結婚もいいかなという気持ちにさせてくれます。

 

特に、

「安心って、実は人が与えてくれるものなんだって思ったんですよ」

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とか、

 

「人と関わると無自覚に人を傷つけたり傷つくけられたり。逆に無自覚な言葉で人を救ったり救われたりする」

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こういったセリフは印象的ですね。

 

いや~流石にこの時ばかりは「結婚してぇぇぇ!!」と思いましたね。
この僕が、ですよ(どの僕が、だ)?
今後も逃げ恥みたいな漫画が爆発的に流行れば、少子化が止まるかもしれませんね。


まあでも、僕の現在の絶望的な経済状況では結婚はおろか、恋人すら作る余裕がありませんが(血涙)。
だから、「逃げ恥」を読むことでやたらパートナーが欲しくなったけど、今の僕には毒だったかもしれない。

 

 

うん、これは作品の感想には全く関係ないことでした。
すいません。

 


9巻でコンパクトにまとまっているし、ストーリー展開もテンポが良くて読みやすいです。結婚に消極的になっている人に是非読んでもらいたいですね。

ブログは男性よりも女性の方が有利である4つの理由

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どーも。
曲がったことは大嫌い、常に正々堂々戦うブロガー、いぬがみです。


ブログを執筆していれば、自然と他人のブログを読む機会が増えてくるよね。
色々思うことがあるけど、やっぱり「女性ブロガー+顔出しが最強」ということを強く感じます。


この記事を読んでいるあなたは男性か女性かわかりませんが(そもそも読んでいる人が
いるか怪しいですが)、もし女性なら今日からブログを始めるべきです

 


顔に自信がない?

 


いいえ、全く問題ありません。


もちろん美人に越したことはないけど、あなたが「女性である」ということが既に大きなアドバンテージとなっています。

 

その理由を一つずつ解説していきます。

 

①男はあなたが思っている以上に下半身に忠実な生き物

すいませんね。いきなりドギツイこと言って。
でも事実なんです。

 

男性は、女性が創造したものに対してどこか性的な魅力を感じています。
文章でも絵画でも料理でも、その作品を目の前に「これは女性が作ったものです」と言われると、変にワクワクする生き物なんです。
下半身で物事を考えているんじゃないかってくらい。


ホント、男ってバカよねえ。


少女漫画に登場するような、目がキラッキラしたピュアッピュアなこの世には男性はいません。いるとしたら、僕くらいか(ry
基本的に男性は、ツイッターフェイスブックで女性からフォローされたり、入院したら若い女性看護師が世話をしてくれることになったり、上司や部下が女性であるだけで、やましい期待をします。


キャーッ、汚らわしい!!


世界の人口の半分が男性で、その男性の9割が上記のような性質を持っています。
つまり、女性にとっては釣り放題
このチャンスを活かさない手はありません。

 

②それっぽいことを書いておけばOK

例えば、女性ブロガー界のラスボスこと「はあちゅう」さんのように、スゴイ行動力や頭の良さ必要はありません。
かといって、ただの日記ブログでもダメですが。


まずは、ちょっと人より本を読み、ちょっと人とは違う視点から意見を書けるようにしましょう。男性の場合はこうもいきませんが、女性は本当に「ちょっと」でいいんです。
あなたが書いた記事を男性は以下のように反応します。


①「なんかこの記事ちょっと面白いな」

②「プロフィールを見てみよう」

③「え?女性なの?」

「フォロー一択\(^o^)/」

 

と、なります。
マジでこうなります。

 

あとは、なんとなく意識高い系が言いそうなことを言ったり、
世の中の出来事やニュースを変わった切り口で解説できるようになれば、十分です。

 

③自分の顔がそこそこ美人なら、それだけで最強になれる

あなたがそこそこ美人で顔出した場合、上記の③が

 

「え?女性なの?しかもけっこう美人!」に変わり、④が

 

「フォロー一択\(^o^)/よっしゃ、おっさんが支えてやるで

 

と、勝手にあなたの支援者になってくれます。
別に頼んでもいなのに力になってくれます。おすすめ商品のアフィリエイトリンクを
貼るだけで、特にプロモートしなくても勝手に買ってくれます

男って女性を喜ばすことだけでなく、女性を喜ばしている自分自身も大好きなんです。
(猥褻な見返りを求める人と、見返りを求めず「女性を喜ばせた」という行為自体に満足する人がいますが)


すごく美人である必要はないんですよ。
むしろ、すごい美人よりも「そこそこの美人」の方が、男性からしてみれば「あ、この女ならワンチャンあるかも」と、あなたに興味を持ってくれます。

 

男ってサイテー。

 

まあそこそこの美人ってのは難しいですけどね。
ラピュタに出てくるドーラみたいな容姿だと、ちょっと厳しいですね。

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個人的にはドーラのような女性は好きですが。

 

容姿に自信がない場合は、面白いことを書こう

世界は残酷で不平等です。
特に女性の場合、見た目の良し悪しによる扱われ方の違いは、男性よりも顕著に現れます。

 

しかし、ブログであればこの矛盾に満ちた世界でも十分に戦っていけます。
ブログ万歳。

 

「容姿」という武器が使えないため他に新たな武器を調達する必要がありますが、男性の努力に比べれば、大したことでは必要ありません。

 

顔出しが出来ないなら、面白いことを書けばいいんです。
「面白いこと」といっても、難しく考えないでください
役立つ記事を書こうとか、アクセスアップを考えるのは後でいいです。

 

最初は、あなたが面白いと思った本や漫画、映画やドラマの感想を書いていきましょう。あなたが心の底から感動した作品であれば、たとえ稚拙な文章でも何かしら伝わるものがあります。
 

あとはその記事を読んだ男性が、「この記事を書いた人は女性なんだけど、どんな顔なんだろうな~。ワクワク」と、勝手にヤラシイ妄想を膨らませ、勝手に記事をシェアしてくれます。


本当に男って、下らない生き物だわ。

 

ちょっとした下ネタを必ず入れよう

顔出しをするしないに関わらず、ちょっとした下ネタを挟むようにしましょう。

 

はあちゅうさんも、けっこうサラッと下ネタを混ぜてきますよね。これが男性にけっこうウケています。下ネタを発信することで、「もしかして、求めてるの?」と、男性の心をくすぐります(無論、そういう男性と絶対に関係を持ってはいけません)。

 

ただし、「ちょっとした」というところがミソです。

 

下品な下ネタを入れると、ガチで頭のおかしいスケベオヤジに絡まれる危険があるし、女性読者からの支持も得にくいです。

 

このへんはあんちゃさんが上手くやっていますね。
けっこう彼女は思い切った下ネタを発信していますが、それが許されるのは真面目な内容の記事も書いているからです。
ギャップ萌え効果もあるし、根は真面目で顔出しをしていることから信頼性を勝ち取り、女性からの支持も得ています。

 

ただ、これは憶測ですが、おそらく彼女を「性欲の強い欲求不満の女」と勘違いして
近づこうとした男性もけっこういたんじゃないかと思います。
一時期、彼女のブログのプロフィール欄に「性欲はあまりありません」と書いてあったけど、あれは勘違いを起こした男性が多かったから、わざわざ書いたと思うんですよね。


男性よ、下半身に忠実過ぎだ。少しは性の衝動を抑えよ。

 

 

以上の4つが、ブログにおいて女性が有利である理由です。

 

中には、不快に思うこともあったでしょう。
たくさんの反論、批判をお待ちしております。

 

ではまた!!

誰か、仮想通貨に手を出しそうな僕を止めてくれ

びtf:id:inugami09:20180118093812j:plain2018/01/18/095213b


どーも。
いつも一歩遅れて流行を後追いする男、いぬがみです。

 

先行きが不安定な時代になりました

不況が続き、終身雇用、年功序列のシステムは既に崩壊し、今の若い世代は年金など全く当てにできません。

 

おそらく年金はもらえず、これからは死ぬまで老体に鞭を打ちながら働き続けることになり、病気や障害で働けなくなって初めて、国から生活保護を受ける形になるでしょう。

 

60歳まで働き、そこからは年金をもらって悠々自適なセカンドライフを送れると信じていた世代にとっては、かなりショッキングな話です。

 

私たちはこれからどうなるのでしょう?

死ぬ直前まで働き続けるのでしょうか?

欲しいものも満足に手に入らず、買い物の度に残高を気にしなくてはならないのでしょうか?

生活のためだからと、好きでもない仕事を続けていくのでしょうか?

 

お金に囚われず、場所に縛られずに、自由にのびのびと人間らしく生きることはもうできないのでしょうか?

 

そんな不安を抱えるあなたへ、救世主の登場です。

漠然とした不安が漂う現代に、新たな救世主が現れました。
そう、最近流行りの仮想通貨です。


もう今から参入しても遅いと思いますか?
そんなことはありません!大丈夫です!


2018/01/17の朝、ビットコインや数種類のアルトコインが大暴落しました。
これまで多額の投資をしていた人には気の毒でしたが、ここで買い増せるかどうかが勝敗の分かれ目です。
また、これから始める人にとっては絶好のチャンスです。
投資の世界では、暴落の後には高騰が、高騰の後には暴落が待っています。
よって、春にはまた上がることが予想されます!


やり方はいたって簡単です。
インチェックやビットフライヤーなどの取引所に登録し、好きなコインの投資額を決めるだけ!
暴落した直後の今ならビットコインを「買い」、価格が上がった段階で「売る」ことで利益が得ることをができます。

こんなチャンス、二度とやってきません。
買うなら今しかありません!


仮想通貨で1億円儲けて、お金に縛られない自由気ままな生活を送りたいですか?
それとも、このまま将来の不安を抱えたまま一生を終えたいですか?

・・・答えは一つですよね!
さあ、仮想通貨の世界に飛び込みましょう!

 

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・・・・・。

いや・・・いやいやいやいや。 

 

そんな上手い話ねーよ。絶対乗せられねーからな。

 

暴落したから次は高騰する?一体何を根拠に言っているんだか。

 

根拠がねえからこそ、みんな好き勝手言ってんだ。
僕みたいにコインチェックで本人認証まで済ませたのに、ずっと尻込みしているようなチキン野郎にとっては「もうそこまで上がらない」と予想するよ。
だって、もし上がったら「あの時買っておけばよかった」と言って後悔することになるから。
逆に、今の安い時期に買った人は「これから高騰する」って言うだろうね。

 

予想というより、もはや「願望」だよ。
ポジショントーク」と言った方がわかりやすいかな。

 

でも仮想通貨ってそういう世界なんだよな。
ある程度論理的な分析と予想が可能な株やFXとは違う。

 

そもそも、僕のような貧乏人は絶対に手を出してはいけない。
「仮想通貨で人生を大逆転させてやる!」って思考が一番危険なんだよ。


「全くリスクを冒さないことが最大にリスク」というもっともらしい言葉はあるけど、
僕の人生、既にリスク取りまくっているし。


「億り人になれました!」とか「3日で100万儲けました」など、おいしい情報だけに
目を向けるな。
「億り人」になった人もいれば、それ以上に損をしたという情報に目を背けるな。

 

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これからどれだけ上がるかなんて、誰にもわからない。
さらに下がることだってあり得る。
運ゲーと大して変わらないんだ。

 

それに、仮想通貨で成功しようが失敗しようが、価値観が大きく変わってしまう恐れが
ある。仮に億万長者になれたとしても、それから先まともに働く気は起きなくなるだろう。

 

自分自身の本来の目的を思い出せ。

僕の夢は作曲家になることだったはずだ

 

僕の作った曲を聴いた人が、
「また明日から頑張ろう」という気持ちなってもらいたくて、
わざわざ脱サラして作曲家を志したんだ。

 

音楽を心の底から愛し、その感動を多くの人と分かち合いたいと思っていたはずだ・・・!
初志を忘れるな!
ビットコインにかまう時間があるなら、少しでも作曲や和声学の勉強をするべきだ!

 

 

だから、とりあえず1万円だけと言って入金しようとするのはやめてくれ! 
頼むからやめてくれ!!

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ちくしょうッ!誰か僕を止めておくれー(ノД`)・゜・。 

 

 

(以上、自分自身と激しく戦う男の心の葛藤をお送りしました。
こんなくだらない記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。)

早起きのコツと朝活を14日続けて感じたメリット

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どーも。
朝活をすることで意識高い系の仲間入りを果たそうとする男、いぬがみです。

 

僕は2週間くらい前から朝活を続けていますが、早起きはマジでおすすめですよ
3文どころの得じゃないです。

今回の記事では、早起きのコツと、朝活を続けて感じたメリットを紹介します。

 

朝活とは

早朝のカフェには、コーヒー片手に本を読んだり、パソコンのキーボードを無心に打ったりしている意識高い系のサラリーマンや学生がいます。

 

彼らのように、朝の最も頭の働く時間に仕事や勉強をすることを「朝活」っていいます。僕も彼らに憧れ、サラリーマン時代、真似しようとしました。

 

朝5時に目覚ましをセットして、一度は目が覚めたのですが、

 

「無理。ムリムリムリ。うわ、冬の早朝とかクソ寒っ!やだ。布団から出たくない。一生出たくない。そもそも俺夜型だし。

無理して早起きして、一日中ボーッとして過ごすくらいなら、ギリギリまで寝てた方がマシやろ。意識高い系のやつら頭おかしいわ。」

 

といった感じで二度寝をかまし、初日で挫折しました

 

こんなクソな僕でも、今では一応2週間ほど朝6時に起きる生活を続けています。

 

・・・え?6時起きは遅い?「朝活」とはいわない?
いや~この寒い季節に5時起きは流石に厳しいっす(大して成長していない)。

 

朝早く起きるコツ

まあでも、元々めっちゃ夜型人間だった僕が毎朝6時に起きることが出来るようになっただけでも大健闘だと思うので、偉そうに早起きのコツを語りたいと思います。 

前夜の過ごし方

早起きの成否は、その前夜の過ごし方次第で決まると言っても過言ではありません
まず、寝る2時間前にしてはいけないことがいくつかあります。

 

スマホやパソコン、テレビ画面を見る

・熱い風呂に入る

・夜食

・考え事

・部屋を明るくする

 

これらはすべて目を交感神経を活性化させ、眠りの妨げになります。

 

僕もかつて、夜遅くまでポテチ食べながらYouTubeを視聴し、風呂に入ってから深夜の1時とか2時に眠るという堕落みたいな生活を送っていました。

 

まあ週末の金曜日とかに、こういう風に夜をダラダラ過ごすのって、ある意味至福の時なんですけどね。サラリーマンの方なら、なんとなく気持ちはわかるはず。

 

しかし、次の日のダメージは大きく、せっかくの休日を有意義に過ごせない。
もちろん早起きなんて絶対にできない。

 

寝る2時間前には、寝る準備を完成させましょう。
僕は寝付くまで本を読むか、ピアノを練習しています(電子ピアノでヘッドホンに対応しているから、夜でも練習できるんです。)

 

すると、勝手に頭がフラフラしてきて勝手に眠れるようになります。 

 

朝起きる手順

さあ、朝です。
前夜をいくら理想的に過ごしてたとしても、やはり朝早く起きるにはそれなりの工夫が必要です。
特にこのクソ寒い時期や、朝弱い人にとっては、気合だけで起きるのは不可能です。
以下の手順で起きるといいでしょう。

 

①寝る前にカーテンを開けておく

不用心かもしれませんが、夜はカーテンを開けて寝ましょう。
こうすることで、次の日の朝、日光を浴びて自然と目を覚ますことができます

どうしてもカーテンを開けたまま寝たくない場合は、目覚ましをセットして起きた瞬間にカーテンを開けてください。とにかく、朝は日光を浴びてください

 

②布団に入ったままエアコンのリモコンに手を伸ばし、暖房を入れる

真冬の朝は、頭おかしいんじぇねえのかってくらい寒いよね。目が覚めたとしても、とても布団から出られるもんじゃありません。

 

僕は無理です。なので、布団から腕だけ出してエアコンのリモコンを取り、暖房を入れます。部屋が温まってたら布団から出るようにしています。

もちろん、寒い中でも布団から出られるという人は、そのまま出ちゃいましょう。

 

③朝、シャワーを浴びる

頑張って起きたけど、頭がボーッとするという人はシャワーを浴びましょう。
これはマジでおすすめ。びっくりするくらい完全に目が覚める。

これまで自分のことを夜型人間だと確信してたんですが、朝型人間に切り替えることができました。

 

これは、シャワーを浴びて体温や心拍数が上がることにより、夜の「副交感神経優位」の状態から昼の「交換神経優位」の状態なるためだそうです。
寝る直前に風呂に入ってはいけないのは、こういった理由からなんですね。

 

「体温や心拍数を上げるなら、ジョギングのほうが良いんじゃね?」
という意見があると思いますが、全くもってその通りです。

 

ただ、これまで夜型人間だった人や朝弱い人にいきなりジョギングって、けっこうハードル高いじゃないですか。
そういう人はシャワーがおすすめです。

 

朝活のメリット

巷で売られている「効率の良い時間の使い方」とか、時間術について書かれた本には、
「朝は脳が最もよく働くゴールデンタイムだ」という記述をよく見かけます。

 

最も頭を使う作業を、最も集中できる時間に行うことで効率よく仕事を進めることができるということです。

 

もちろんそれも大きなメリットなんですが、僕が個人的に一番強く感じているメリットは、「自分を律する快感を得ることができる」ということです。

 

ここまでダラダラと説明した通り、朝早く起きるのは自分をある程度コントロールする必要があります。人間はどうしても、ついつい楽な方へと流されていく生き物です。

 

そんな自分を律し、夜更かしをせずに朝頑張って起きることで、自分自身を素直に褒めることができるんです。

 

「クソ寒くてクソ眠いのによく起きたな、俺」
みたいな。

 

早起きすることで、自分自身をコントロールできたという成功体験を一日の一番最初に得ることができます。
この効果が凄まじく、その日はずっと引き続き自分を律することが出来ます。
自分をコントロールするのが楽しくなるんですよ。

 

これが僕が実感している、朝活のメリットです。
是非、あなたも試してください。

 

また、時間術については、以下の本がおすすめです。 

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣
パンローリング株式会社 (2017-08-05)
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孤独死が嫌だから結婚するっておかしくない?

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どーも。
孤独を愛する男、いぬがみです。

 

孤独死を恐れる人がけっこう多いみたいですね。

togetter.com

 

孤独死とは

孤独死(こどくし)とは主に一人暮らしの人が誰にも看取られること無く、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡すること

 

(引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E6%AD%BB

 

説明するまでもないけど、一応ね。

 

 

多くの人が具体的に嫌がっていること

こちらの記事では、孤独死の究極の問題は「死後」にあると述べています。

 

「自分の死後、すぐに発見されず何日も、何週間も、場合によっては何カ月も遺骸が放置されること」です。そう思いませんか?

 

遺骸が何日も何週間も放置され、腐敗し、液状になって畳や床にしみこんでいく。当然、強烈な臭いが発生します。

ハエが卵を産み付け、孵化してウジ虫になり、それが成虫となって大量のハエが発生する。
死んでしまえば何も分からず何も感じないとはいえ、そんな中に自分の遺骸が放置されるのを想像するのはゾッとするでしょう。

 

(引用元 https://thepage.jp/detail/20171030-00000006-wordleaf?page=1

 

ちなみにこれは筆者の「意見」であり、アンケートをとったわけでも、客観的なデータがあるわけでもない。

 

だから、「死後の腐敗」を究極の問題と断定するにはちょっとムリがあるけど、まあ大体間違っていはいないと思う。

 

実際、孤独死を恐れる人は、たった独りで死ぬことよりも、誰にも発見されずに腐敗した自分の肉体を想像してゾッとしているのだろうと思う。

 

別によくねぇ?

個人的に、別に自分の肉体が腐ろうが液状になろうがどうでもよくない?って思っちゃいます。生きたままそんな姿になるのは絶対に嫌だけど、いや、あんた死んどるやんって話です。


僕はたぶん、ガンで死ぬことになると思っているけど、もし病院で死んだら、そのまま自分の肉体を病理解剖に回すことに決めている。
死んだ後いくら切り刻まれて痛くないだろうし、医学の発展に少しは役に立つならけっこうなことだ。

 

自分の死後の肉体は、割とどうでもいいという考えです。


それよりも、僕が死んだ後しょぼい墓を建てて、何年か一度に遺族がゾロゾロ集まって僕のろくでもない顔を思い出されるほうがよっぽどつらい。

 

バラバラに解剖してそのまま燃やしまい、僕の燃えカスをそこらへんの綺麗な原っぱに
蒔いてくれればそれで十分だ。まあ「病理解剖」だったら、必要な臓器を摘出したら体を縫合して遺族に返されるみたいだけど。

 

死者を懐かしく思い出して感傷に浸る必要はないのよ。僕(死者)のことを思い出しても何も得るものはない。
何回忌だとかでいちいち集まって坊主の退屈な話を聞く時間があるなら、その時間を読書や勉強に当てたほうがずっと有意義だ。

 

孤独(死)が嫌だから結婚する?

ここまで読んだあなたは、たぶん僕のことを「イタいわーこいつーwww」と思った事だろうし、自分でも自分がちょっとおかしいことは自覚しています。


ただ、孤独死を避けるために「誰でもいいから結婚すべき」っていう意見には納得できないし、その点についはおそらくあなたも共感していただけると思います。


いくら孤独死や、晩年を一人で過ごすのが嫌だとしても、そのために大して好きでも尊敬もできない人と結婚するのは、ちとおかしいでしょう。

 

明らかに死ぬ間際の数年よりも、結婚生活のほうが長いんだし。
その長い結婚生活を好きでもない人と過ごす方が、孤独死よりもよっぽど苦しいはず。

 


そもそもそういう打算的な結婚って、なんかすんごい冷めない?

 

例えば、結婚が決まった瞬間に会社辞める女性とか見ると、

「ああ、この人は会社辞めたいがために結婚したんだな」

と、冷めた気持ちになってしまう。


目の前の結婚相手ではなく、「将来が安定しそうだから」とか「孤独死が嫌だから」など、全く別の場所を考えて結婚する人って、「未来」ばっかり見て「今」を生きていない気がする。

 

まあこの辺の詳しい話はまた別の機会に。
ではまた。